この記事でわかること
お悩み
- 『ほったらかし運用って何?』
- 『ほったらかし運用のメリットとデメリットは?』
- 『ほったらかし運用の注意点はある?』
こんなお悩みを解決します。
今回は仮想通貨(ビットコイン)のほったらかし投資の運用方法から、メリットやデメリット、注意点などを解説していきます。
実際に仮想通貨を買ってみたはいいけど、その後どうすれば良いか悩まれている方もいるのではないでしょうか?
そんな方にオススメなのがほったらかし運用です。
名前の通り、仮想通貨(ビットコイン)を買ったら、長期を見据えて保有し続ける(ほったらかす)だけです。
実際に僕も毎日150円ずつビットコインを購入し続け、ほったらかしています。
この記事を読むことで、仮想通貨(ビットコイン)のほったらかし投資の運用方法から、メリットやデメリット、注意点などがわかります。
ほったらかし運用をするには仮想通貨取引所が必要です。
本記事では、リスク分散のために2つの取引所の口座開設をおすすめしています。
始める前にサクッと解説しておきましょう!
仮想通貨(ビットコイン)ほったらかし運用とは?
ほったらかし投資とは、仮想通貨(ビットコイン)を購入した後、価格の変動や日々のトレンドに左右されずに保有・積立・運用し続けること。
ほったらかす理由は、ビットコインは成長性の高い資産の一つだからです。
各著名人の発言から、ビットコインは将来数億円まで上昇すると言われています。
ただし、仮想通貨市場は不確実性の高い市場であり、投資にはリスクが伴います。
個別の投資判断を行う際には、慎重かつバランスの取れたアプローチが必要でしょう。
仮想通貨(ビットコイン)をほったらかしにする運用法4つ
長期保有
長期保有は、購入したらその後は長期を見据えて保有するだけの方法です。
仮想通貨(ビットコイン)の潜在的成長と需要の増加に基づいて利益が得られる可能性があります。
特にビットコインは、発行数に制限があることや法定通貨としての採用、実店舗での使用開始など、ここ数年間で急速に成長しているからです。
先述した、2010年にビットコインを購入した投資家が、10年の時を経て、価格の上昇により驚異的な利益を上げたケースが良い例です。
現在、ビットコインを保有することで数年〜数十年後には驚くほどの利益を上げるかもしれません。
積立投資
積立投資は、定額かつ定期的に仮想通貨(ビットコイン)を購入する投資手法です。
市場の変動に左右されずに淡々と資産を積み上げたい方におすすめで、仮想通貨には特に向いている手法と言えます。
なぜなら、仮想通貨は価格変動が多く、20%以上変動することも珍しくないからです。
投資の世界でよく言われる『ドルコスト平均法』が当てはまり、仮想通貨にもこの手法がより効果的です。
僕が『毎日』『150円』積立ているやり方がドルコスト平均法だよ!
積立投資は、自身の投資目標とリスク許容度に基づいて行うことが大切です。
レンディング
レンディングは、仮想通貨(ビットコイン)を貸し出して利息を得る投資手法です。
効率よく仮想通貨(ビットコイン)を増やすなら一番おすすめの手法と言えるでしょう。
僕が実際に仮想通貨(ビットコイン)を貸し出している年利8〜12%の高金利貸出サービスがこちら。
レンディングサービス
貸し出すだけで、あとは毎月ほったらかしで利息が入ってきます。
ユーザー数が増えてくると利息率が下がる可能性があるので、始めるなら今のうちです。
仮想通貨取引所でも貸し出すことはできますが、申請が遅く、最悪半年以上待たされることがあります。
レンディングサービスで効率よく運用することをお勧めします。
ステーキング【ビットコイン以外】
ステーキングは、特定の仮想通貨を保有しているだけで報酬を得られる手法です。
ビットコイン以外でほったらかし投資をしてみたい方にオススメの運用方法です。
というのも、ステーキングはビットコインでいうマイニング(採掘)に相当する仕組みで、ビットコイン以外のアルトコインが対象になるからです。
仕組み上、ビットコインはステーキングの対象外となります。
僕はGMOコインで高年率のATOM(コスモス)とXTZ(テゾス)を保有しているよ!
僕がおすすめするGMOコインでは6種類の仮想通貨のステーキングが可能です。
やり方は簡単で、対象の仮想通貨を購入して保有するだけ。
毎月年利に応じた金額が取引所の口座に入金されます。
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仮想通貨のほったらかし運用の実績公開
実際の僕の運用成績を赤裸々公開します。
ビットコインは毎月2回5,000円をコンスタントに積み立てていました。(年末年始付近は入金忘れにより積立できず)
評価額だけでみると順調に見えますが、一時入金額以上に下がったこともありました。
価格変動が激しいため、上がる時はとことんあがりますし、下がる時はとことん下がります。
6月執筆時点、他の金融商品に分散投資をするため、積立資金を少なくし、毎日150円積み立てることにしました。
ビットコイン積立実績 | 運用額(BTC) | 評価額(円) ※月末終値で計算 |
---|---|---|
2022年7月15日開始(¥5,000) | 0.00170436 | ¥4933 |
2022年8月1日・8月15日(¥5,000×2) | 0.00473884 | ¥13,212 |
2022年9月1日・9月15日(¥5,000×2) | 0.00815002 | ¥23,585 |
2022年10月1日・10月15日(¥5,000×2) | 0.01158597 | ¥35,104 |
2022年11月1日(¥5,000) | 0.01749835 | ¥41,112 |
2023年1月15日(¥5,000) | 0.01932419 | ¥58,127 |
2023年2月1日・2月15日(¥5,000×2) | 0.02259416 | ¥72,321 |
2023年3月1日・3月15日(¥5,000×2) | 0.0296936 | ¥96,955 |
2023年4月1日・4月15日(¥5,000×2) | 0.03463632 | ¥138,813 |
2023年5月1日・5月15日(¥5,000×2) | 0.03720226 | ¥140,728 |
2023年6月1日(¥5,000) ※以降150円毎日積立へ変更 | 0.03849716 | 月末計算 |
BitLendingでは、ビットコインを最低入金額の0.02BTC(約5万円)を入金し、8%で運用中。
複利の効果で徐々に増えているのがわかりますね。
銀行の利息(約0.001%)と比べるとたった数百円でも数千倍もの差がつきます。
ビットコイン運用実績 | 運用額(BTC) | 利息(BTC) | 利息(円) ※前月末終値で計算 |
---|---|---|---|
2023年3月10日開始(約5万円) | 0.02 | - | - |
2023年4月1日 | 0.02009307 | 0.00009307 | ¥352 |
2023年5月1日 | 0.02022057 | 0.0001275 | ¥510 |
2023年6月1日 | 0.02035316 | 0.00013259 | ¥501 |
PBR Lendingでは、イーサリアムを最低入金額の0.1ETH(約2.6万円)を入金し、10%で運用中。
リスク分散の意味を込めて、BitLendingとは別のレンディングサービスを利用しています。
こちらも高年利なので、今後の増え方が楽しみです。
イーサリアム運用実績 | 運用額(ETH) | 利息(ETH) | 利息(円) ※前月末終値で計算 |
---|---|---|---|
2023年4月49日開始(約2.6万円) | 0.1 | - | - |
2023年5月1日 | 0.10005223 | 0.00005223 | ¥13 |
2023年6月1日 | 0.10086524 | 0.00081301 | ¥211 |
最初は僕のように少額から始めていき、徐々に増やしていくと、複利の効果と高年利で資産が増えていきます。
いずれも、ただ預けているだけで『ほったらかし』です。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
仮想通貨(ビットコイン)ほったらかし運用のメリット5つ
取引手数料を抑えられる
ほったらかし投資によって手数料を大幅に削減できます。
なぜなら、売買頻度が少なくて(または発生しない)済むからです。
具体的には、先述した毎月一定額の仮想通貨(ビットコイン)を積立て、長期保有します。
長期保有することで、仮想通貨特有の短期的な価格変動を気にせずに長期的な利益を追求できます。
一方で、短期売買の場合は取引を行うたびに手数料が発生します。
そのため、手数料面からもほったらかし投資による長期保有がより得策と言えます。
取引回数が少なく済むほったらかし投資で手数料を削減していきましょう。
時間と手間が最小限に抑えられる
ほったらかし投資は投資にかける時間と手間を最小限に抑えることができます。
一般的な短期売買するトレーダーのようにパソコンに張り付いて、売買する必要が一切ありません。
仮想通貨市場は世界の政治経済や技術的トレンドによって急激に価格変動することがあり、素人投資家が仮想通貨の市場変動に対応しながら短期売買を行うのは困難です。
ほったらかし投資で時間を効率的に使いましょう。
時間は有限。大事に使おうね!
取引のストレスが軽減される
ほったらかし投資にすることで、値動きを気にしなくて済み、ストレスを軽減することができます。
短期売買では、チャートの動向やトレンドニュースのチェックに忙殺され、投資以外のことに手がつかないこともあります。
仮想通貨は株式投資と比べて、価格変動が激しいので、より神経を使う傾向があります。
僕も以前、トイレに駆け込んでいた時期があったなぁ(笑)
しかし、ほったらかし投資では、このような心配をする必要はありません。
長期的な視点で投資をすれば、ストレスなく仮想通貨投資を行うことができます。
将来的に価値が上がる可能性がある
仮想通貨(ビットコイン)は将来的に価値が上がる可能性があります。
実際にビットコインは誕生してから10年以上価格が上昇し続けています。
仮想通貨やブロックチェーン技術には、新しいシステムとしての成長性が期待されています。
さらに、ブロックチェーン技術は証明書サービスや決済ツールに適しており、貨幣的な価値に加えてインフラ的な役割の需要も見込まれています。
また、ビットコインは発行枚数に上限があり(2100万枚)、将来的な需要の増加が予測されるのも要因の一つです。
海外では、NY市長がビットコインとイーサリアムで給料を受け取ったことも話題となりました。
米NY市長、ビットコインとイーサリアムで給与を受け取った目的とはhttps://t.co/0TwN5BK885
— CoinPost 仮想通貨メディア【WebX 7月開催】 (@coin_post) January 24, 2022
少額から始められる
仮想通貨(ビットコイン)は少額から始められます。
僕のおすすめする取引所では以下の金額から購入できます。
最小注文単位数
- コインチェック 0.005BTC(約500円〜)
- GMOコイン 0.0001BTC(約40円〜)
- ビットフライヤー 0.00000001BTC(1円〜)
取引所によって最低購入金額は違いますが、いずれも数円〜数百円程度で始められます。
自身のリスク許容度に合わせた金額からまずは購入してみましょう。
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仮想通貨(ビットコイン)ほったらかし運用のデメリット3つ
利益を得るまでに時間が必要
ほったらかし投資は利益が出るまでに時間を要します。
仮想通貨市場はまだ成熟段階には達しておらず、規制や市場の安定化が進行中です。
このような状況下では、価格の安定や成長には時間がかかることが予想されます。
ほったらかし投資を考える場合は、忍耐強く長期的な視野を持つことが重要です。
取引所の倒産による損失の可能性
仮想通貨取引所の倒産による損失の可能性はゼロではありません。
主なリスクが以下になります。
主なリスク
- セキュリティリスク:ハッキングや不正アクセスのリスクによる投資家の資金や資産が盗まれる可能性。
- 規制や法的リスク:規制当局の介入や法的争いが起こる場合、取引所の運営に支障をきたし、投資家に損失をもたらす可能性。
過去、マウントゴックス事件という業界を驚愕させた大事件がありました。
Mt. Gox(マウントゴックス)はかつて最大のビットコイン取引所でしたが、2014年にセキュリティ侵害により倒産し、投資家に大きな損失をもたらしました。
今でこそ、各取引所は大きなセキュリティ問題は無くなりましたが、ゼロではないという認識は必要です。
価値がなくなる可能性がある
仮想通貨は価値がなくなる可能性があります。
ですが、時価総額上位のビットコインやイーサリアムなどの実用性の高い通貨がなくなることは想定しにくいです。
仮想通貨は執筆時点で25,000種類以上存在します。
分類としてはビットコインを主に、その他の通貨をアルトコインや草コインと呼びます。
実用性の低いアルトコインや草コインは価値がなくなる可能性があるかもしれません。
ほったらかし投資をする場合には、ビットコインやイーサリアムなどが無難と言えるでしょう。
ビットコインほったらかし運用の注意点4つ
注意点4つ
余剰資金で始める
ほったらかし投資をする場合は余剰資金で始めましょう。
投資を行う際には、無くなっても生活に影響を与えない余裕のある資金を使うことが重要です。
価格の暴落によってメンタルが保てなくなる可能性があります。
心のゆとりがなくなると、正しい投資判断をすることも難しくなりますし、日常生活を充実させることも難しくなってしまいます。
投資は余剰資金で始めることを心がけましょう。
少額から始める
ほったらかし投資を始める際には、少額から始めることがおすすめです。
少額から始めることで、リスクを限定し学びながら経験を積むことができます。
仮想通貨市場は価格変動が激しいため、初心者が大きな金額を投資すると大きな損失を被る可能性があります。
先述した『ドルコスト平均法』で少額積立が仮想通貨投資にも効果的です。
こちらでも解説しておくと
ドルコスト平均法とは、毎月決まった額を投資することで、市場の変動の影響を受けないようにすること。
リスク管理し、無理のない範囲で投資をするようにしましょう。
リスクを把握しておく
ほったらかし投資を行う際には、リスクを把握しておくことが重要です。
仮想通貨の主なリスクは以下になります。
主なリスク
- 短期間で大きく上下する仮想通貨の価格変動リスク
- ハッキングや詐欺などの取引所のセキュリティリスク
リスクを把握しておくことは、仮想通貨投資において安全かつ成功するための重要な要素です。
分散投資する
仮想通貨投資においては、分散投資を行うことが重要です。
ここでいう分散投資とは、複数の取引所で仮想通貨(ビットコイン)を保有することを意味します。
例えば、A社とB社でビットコインを保有していたとします。
A社が経営難またはハッキングなどに遭い倒産したとしても、B社が残っているので、損失のリスクを回避することができます。
投資において、分散投資は基本です。
まず、投資する前に取引所を複数開設しておきましょう。
どちらも国内最大手であり、経営状態良好、ハッキング対策もしっかりされている優良取引所です。
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仮想通貨(ビットコイン)ほったらかし運用に関するよくある質問
Q:いつまで保有するべき?
A:自身の中で期間を決めておくと良いでしょう。
5年〜10年スパンで考えてみてはいかがでしょうか?
どのタイミングがベストかは誰にもわかりませんが、僕は最低でも5年は保有しているつもりです。
ただ、ビットコインであれば、4年に一度ある『半減期』を目安にしても良いかもしれません。
半減期とは、流通しているビットコインの数を減らすことで希少性を高め、ビットコインの価格上昇の可能性を高めること。
歴史的に、半減期になる度にビットコインは上昇トレンドを継続してきました。
上昇したあたりで一度区切りをつけても良いかもしれませんね。
次回は2014年を予定しています。
期間で迷われている方は一つの指標にしてみてください。
Q:ほったらかし運用に税金はかかる?
A:長期保有、積み立てるだけでは税金はかかりません。
仮想通貨で税金がかかるタイミングは以下の通りです。
税金発生タイミング
- 仮想通貨を売却した時
- 仮想通貨同士を交換したとき
- 仮想通貨をキャンペーンなどで無償で受け取った時
- レンディングで利子を受け取った時
基本的に、利益を得た時(得をした時)に税金はかかります。
ちなみに仮想通貨は雑所得に区分されるので、利益額が20万円以上の場合は確定申告の対象になります。
いきなりそこまでの利益を手にすることは考えにくいので、基礎知識として取っておきましょう。
Q:取引所が倒産する可能性はある?
A:ゼロではありません。
取引所を複数開設して、リスク分散を図りましょう。
使いやすさ、手数料を考慮し、この2つをおすすめします。
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まとめ:仮想通貨(ビットコイン)はほったらかし運用がベスト!
仮想通貨(ビットコイン)のほったらかし投資について解説してきました。
おさらいとして、仮想通貨の投資方法は以下の方法がありましたね。
ほったらかし投資方法
- 長期保有
- 積立投資
- レンディング
- ステーキング
ほったらかし投資は手間暇を極限まで減らして、資産を増やすことができます。
特にビットコインのほったらかし運用は仮想通貨の中では安心感もあり、効果も絶大です。
ただし、取引所の倒産やハッキング、通貨が無価値になるリスクがあることは認識しておきましょう。
仮想通貨(ビットコイン)の今後に期待して、自身の許容範囲内でほったらかし投資をしてみましょう。