お悩み
- 『株式投資の基本知識やメリット、デメリットを知りたい』
- 『株式投資の始める際の手順や方法は?』
- 『オススメの証券会社は?』
こんなお悩みを解決します。
株式投資は初心者には難しそう、リスクが怖い、お金持ちのやること、と感じていませんか?
たしかに損失リスクはあり、数十万〜数百万円ほど出資しないと利益が出づらい銘柄もあります。
しかし、今や投資は誰にでもできて、簡単に株を売買することができます。
最近SNSでも投資をする人が増えた印象があるなぁ〜
そこで、今回は株式投資の始め方や手順、おすすめの証券会社などを解説します。
この記事を読み終えると、証券口座の開設から株を購入するところまで理解できるので、最後までご覧くださいね。
株式投資とは
株式投資とは、企業の株式を購入・売却して利益を得る、または企業からの配当を受け取ることを目的とする投資方法です。
株式とは・・・ある企業の『一部のオーナー』となる権利を証明する紙や電子データのこと。
企業が資金を調達するために発行するもので、これを購入(出資)することでその企業の一部の所有者となります。
その出資した見返りとして、投資家は出資した金額に見合った売買差益や配当金、株主優待、株主総会での議決権などの、さまざまな特典や権利が得られます。
株式投資の始め方
株式投資の基本的な流れは以下のとおりです。
- STEP1:証券会社の口座を開設する
- STEP2:資金を証券口座に入金する
- STEP3:投資したい銘柄を購入する
STEP1:証券会社の口座を開設する
株式投資を始めるには、証券会社の口座を開設する必要があります。
多くの証券会社の口座開設は、ネット完結し、かつ手数料もかかりません。
また、スマホのみで簡単に開設することができます。
開設の際に以下の書類が必要になるので準備しておきましょう。
【日本国籍の方】
【外国籍の方】
STEP2:資金を証券口座に入金する
口座開設手続きが完了すると、最短翌営業日〜最長で1ヶ月程度で口座開設が完了します。
証券口座の開設後、資金を証券口座に入金しましょう。
入金手数料は基本的にどこの証券口座も無料でできます。
証券会社によっては、出金時に手数料がかかってしまう場合がありますので注意しましょう。
実際の出金手数料は各証券口座のサイトを確認してみて下さい。
STEP3:投資したい銘柄を購入する
入金が完了したら、希望の銘柄を選択し、購入していきましょう。
購入する際の注意点は以下の通りです。
『成行注文』は注文を出せば、ほぼ確実に株式の売買ができます。
ただし、取引が少ない銘柄の場合は、高値づかみとなるケースもあるので注意が必要です。
『指値注文』は事前に指定した株価で購入ができるものの、場合によっては指定した金額にならず、いつになっても購入できないケースもあります。
しかし、予想外の高い株価で株式を購入してしまうリスクはありません。
すぐ購入したい場合は『成行注文』を選ぶ方が間違いないです。
株式投資のメリット
売買差益(キャピタルゲイン)を狙える
株式を購入し、購入した価格よりも高く売れれば、その差額を『売買差益(キャピタルゲイン)』として得ることができます。
例えば、1,000円の株を100株購入し、株価が1,200円に上がった時に売却すれば20,000円の利益が得られます。
※実際は、手数料や税を控除した額が利益となります。
しかし、株価は常に変動するので、価格が上昇することで大きなリターンを得られる可能性はありますが、逆に損失のリスクもあります。
銘柄選定、購入するタイミングには慎重な判断が必要です。
配当(インカムゲイン)を受け取れる
配当金は、企業が得た利益の一部を、出資者である株主へ還元する仕組みのことです。
例えば、1株あたりの配当が10円であれば、100株を所有している人は1,000円を配当として受け取ることができます。
配当金の支払日は、一般的には年間で1回または2回に設定されています。
投資家にとって、定期的な配当を提供する企業は魅力的に映るため、配当に力を入れる企業が多いと言えるでしょう。
ただし、配当金を受け取るには、所定の権利確定日に該当の株式を保有している必要があります。
株主優待が期待できる
株主優待は、企業から株を購入した投資家へのお礼として、特典や優待品を提供する仕組みです。
優待内容はクーポンやサービスの割引、自社商品の贈呈など、企業や銘柄によってさまざまな特典があります。
すべての企業がこの制度を取り入れているわけではないものの、上場している企業は比較的、株主優待を提供しているので、投資する際の参考にしてみましょう。
株主優待を受けるためには、配当金と同じく権利確定日に株を所有している必要があります。
ただし、株の取引完了までには2営業日かかるので、権利確定日の2営業日前には株の取得を完了させておきましょう。
また、必要な株式数が優待によって異なるので、前もって必要な株数をチェックしておいてくださいね。
株式投資のデメリット
元本保証がない
株式投資だけに言えたことではありませんが、元本保証はありません。
株価の動きによっては、大きな損失を抱える可能性があります。
株価は、企業の業績はもちろん、金利や為替レート、海外の経済指標などのさまざまな要因が影響します。
元本を割ることのリスクを承知しておくことに加え、下落する許容の範囲を決めておくことも大切です。
買う時よりも売るタイミングの方が難しいからね
無価値になるリスク
株は最悪の場合、投資した企業が経営難や財政状況の悪化から倒産すると、無価値になるリスクがあります。
この場合、投資した資金は一切返却されません。
これを防ぐには、あらかじめその企業の経営状況を確認し、日々のニュースなどに目を通して、少しでもリスクを減らせるように動きましょう。
完全にリスクをなくすことは不可能ですが、軽減することはできるので、投資する前にはよく企業を調べておくことが大切です。
コストがかかる
一般的には、株の取引には取引手数料のコストがかかります。
注文した売買が成立した時に取引手数料が1回ごとに数%かかったり、一律数十〜数百円といった定額制でかかるケースもあります。
これは、取引所によって異なります。
しかし、最近ではSBI証券と楽天証券が取引手数料ゼロ円を打ち出しました。
2023/10/1〜開始で、証券会社の中でもトップを争う2つの大手の証券会社です。
株式投資をするなら、間違いなく2つとも開設しておいた方が良いでしょう。
もちろん僕も2つとも開設済みだよ!
株を買う際のコツ
投資の目的を明確にする
投資の目的を明確にすることは、基本中の基本です。
例えば、将来の資金の確保、目先のお小遣い、安定した副収入などが挙げられます。
投資の目的を明確にすることで、どこまでのリスクを受け入れるか、どのくらいの期間投資するか、そして何に投資するかがおのずと決まってくるはずです。
ただ、最初はどれくらいの利益をもたらすのかわからないと思うので、『10万円以内の銘柄を半年間だけ保有してみる』とかでも良いでしょう。
僕の目的は安定した配当金をもらうこと!今では年間2〜3万はもらえてるよ!
もし、まだ目的が決まっていなければ、まずは目的を明確にしておきましょう。
身近な会社から銘柄を選択する
株は種類が多すぎて、銘柄選択に最初は迷ってしまいます。
そんな時は、聞いたことのある銘柄や身近で知っている銘柄を選択すると良いでしょう。
例えば、以下のような銘柄であれば誰でも聞いたことがあるかと思います。
以上のように、探してみると株が購入できる有名な会社はいくつもあります。
私たちが普段何気なく利用しているサービスの会社の株主になることができるというわけです。
ただ、任天堂のように株価が高すぎて、最低でも5,60万円ないと投資できない銘柄もあるので、自身の許容範囲内の銘柄を選びましょう。
自分に合う投資スタイルを探す
株式投資を始めるといっても、投資スタイルにはいくつかあります。
投資スタイルは以下になります。
- スキャルピング:数秒から数分単位で売買する超短期投資
- デイトレード:1日で売買する短期投資
- スイングトレード:数日から数週間で売買する短期〜中期投資
- ポジショントレード:数ヵ月〜数年単位で売買する中期〜長期投資
ちなみに、投資初心者の方は長期的な目線で投資する『ポジショントレード』をお勧めします。
スキャルピングやデイトレードは、専業トレーダーが利用する投資スタイルで初心者の方には不向きです。
知識がない状態で投資をすると一瞬で、資金が消える可能性があります。
基本は買ったらほったらかしておくのがベストだよ!
株を売る際のコツ
利益目標と損切ラインを決めておく
株式投資では『いくら含み益が出たら利益確定するか』『いつ損切りするのか』が非常に重要な要素となっています。
特に損切りは自分の決めたルール通りに遂行しましょう。
なぜなら、人間の心理上、損切りが一番難しく、その後もずるずるマイナスを引きずってしまう可能性があるからです。
例えば、『含み益が5,000円になったら利確する』『含み損が1万円になったら損切りをする』または『株価が1,000円になったら損切りする』などのようにルールを決めておくと良いでしょう。
僕の場合、損切りせずにいたら十万円近くの損をしたことがあるよ、、、
マイナスだった銘柄がプラスに転じることももちろんありますが、プラスにならなかった時の精神的ダメージは大きいです。
だったら、許容できるマイナスの範囲内できっぱり損を確定した方が、精神衛生上良いでしょう。
決算のタイミングを狙う
決算シーズンは株を売るタイミングの一つの判断材料になりえます。
多くの企業は3月、6月、9月、12月毎に決算の締め日を迎えます。
決算シーズンは企業が業績や今後の見通しについての情報を発表するので、株価の動きが普段よりも大きくなります。
ただ、注意したいのが、必ずしも上昇するとは限りません。
逆に、業績の悪化や今後の見通しが予測よりも低く見積もられてしまうとマイナス要因になり、下落してしまうこともあります。
あくまで、判断材料の一つとして捉えましょう。
資金が少ない人や投資初心者は単元未満株取引がおすすめ
資金が少ない方や投資初心者の方で、少額投資をしたいという方には『単元未満株』がお勧めです。
通常、株を購入する際は各銘柄ごとに100株/1口の単元株数が決められています。
しかし、単元未満株であれば、1株/1口〜購入することができます。
例えば、任天堂の株を購入したい場合、株価が6,200円(※端数省略)のため6,200×100=620,000円。
最低でも620,000円必要になります。
単元未満株であれば、6,200円で購入することができます。
この取引のおかげで、高くて買えない株も気軽に購入できるよ!
単元未満株についての詳細はこちらの記事を参考にしてください。
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単元未満株が100株になったらどうなる?メリット・デメリットを解説
おすすめの証券会社3選
SBI証券
名称 | SBI証券 |
手数料 | 2023年9月30日発注分〜 国内株式の売買手数料の完全無料化 |
NISA | ○ |
積立NISA | ○ |
クレカ | ○ |
単元未満株(S株) | ○ |
最低投資金額 | 100円 |
アプリの使いやすさ | ○ |
ポイント | Tポイント、Ponta、dポイント |
ネット証券最大手のひとつで、低コストで幅広い金融商品に投資したい初心者にもおすすめの証券会社。
2023年オリコン顧客満足度調査の「ネット証券」部門において14度目の総合1位を受賞。
米国株やIPO、投資信託の取扱数がいずれも業界トップクラスです。
口座開設サポートデスクは土日も営業してるので投資初心者の方でも始めやすいと言えるでしょう。
\ まずは資料請求から! /
楽天証券
名称 | 楽天証券 |
手数料 | 2023年10月2日約定分〜 国内株式の売買手数料が完全無料化 |
NISA | ○ |
積立NISA | ○ |
クレカ | ○ |
単元未満株(ミニ株) | ○ |
最低投資金額 | 100円 |
アプリの使いやすさ | ○ |
ポイント | 楽天ポイント |
個人投資家に最も人気のある証券会社のひとつです。
SBI証券同様、国内株売買手数料無料化を打ち出しました。
また、株の売買などの取引で楽天ポイントが貯まります。
特に投資信託を積み立てる際に「楽天カード」を使うと0.5〜1%分、「楽天キャッシュ」を使うと0.5%分の楽天ポイントが還元。
さらに取引から情報収集、入出金までできる取引ツール「マーケットスピード」も人気で、数多くのトレーダーが利用しています。
ツール内では無料で日本経済新聞の記事を読むことも可能です。
\ 国内株売買手数料無料! /
マネックス証券
名称 | マネックス証券 |
手数料 | 10万円まで99円、20万円まで115円、50万円まで275円 |
NISA | ○ |
積立NISA | ○ |
クレカ | ○ |
単元未満株(ワン株) | ○ |
最低投資金額 | 100円 |
アプリの使いやすさ | ○ |
ポイント | マネックスポイント |
五大ネット証券の一社で、株の情報収集や銘柄分析、注文などに役立つツールが揃っています。
多彩な注文方法や板発注が可能な取引ツール『マネックストレーダー』や、重要な業績を過去10期以上に渡ってグラフ表示できる分析ツール『マネックス銘柄スカウター』が利用可能。
また、投資信託をクレカ積立した際のポイント還元率が1.1%と業界最高水準なので、つみたてNISAなどで投信積立を考えている人はおすすめ。
米国株が約4900銘柄、中国株が約2600銘柄と外国株の取扱数が多く、外国株の売買コストも割安。
\ 外国株式を始めるなら! /
株式投資でよくある質問
Q:株式投資は初心者でも稼げるの?
A:必ず稼げる保証はありません。
大きく稼ぐには数百万円以上の金額を出資する必要があります。
少額投資ですこしずつ投資金額を積み立てて、配当金や株主優待を楽しむ長期投資をおすすめしています。
Q:株式投資で失敗しないためのコツは?
A:許容できる損切りのラインを決めましょう。
株価は変動するため、保有している株が下落するリスクはあります。
もし下落した時に、どこで損切りをするかを自分の中で設定しておくと良いでしょう。
例えば、株価が1,000円を下回った時点で損切りを確定する、含み損が5,000円になったら、など。
Q:結局、どの証券会社を選べば良いの?
A:SBI証券と楽天証券です。
倒産リスクを分散するためにも、2つ証券口座を開設しておくことをおすすめします。
最も人気のある大手のSBIと楽天の証券口座を開設しておけば間違いないです。
一つはNISA専用の口座にして、もう一つは取引メインの口座というように使い分けても良いでしょう。
まとめ:株式投資を始めてみよう!
今回は株式投資について解説してきました。
株式投資はリスクがあるので、最悪資金が減少してしまう可能性はあります。
しかし、ルールを決めて投資をすればリスクは最小限に抑えられるでしょう。
それに、単元未満株であれば、少額からでも投資を始めることができるので、投資初心者や資金が少ない方でも投資を始めやすい環境ができていると言えます。
円安の進んでいる今日の日本では、徐々に投資を始める方も多くなってきた印象です。
将来のためにも、少しずつでも投資を始めてみませんか?