お悩み
- 『NFTを購入したいけど、やり方がわからない』
- 『いろんなNFTがあるけど、どれを購入していいかわからない』
こんなお悩みのある、これからNFTを始めたい初心者の方向けに記事を書きました。
このページではNFTマーケットプレイスであるOpensea(オープンシー)で、実際にNFTを購入する手順とおすすめのプロジェクトを3つ解説しています。
2022年10月現在、スマホアプリでは NFT は閲覧のみのため、パソコン操作での解説となります。
2023年1月現在、スマホからでもNFTの購入ができるようになりました。操作方法はパソコンとほぼ同じです。
初めて購入するのは緊張するかと思いますが、一つ一つ確認しながら作業していきましょう。
1つ買うと他も欲しくなるよ♪
取引所の口座開設がまだの方はこの機会に開設しておきましょう。
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【各種手数料無料】 GMOコインの口座開設する方法
NFT を購入するまでの手順を図でまとめてみましたので確認してください。
購入に必要なもの
- 仮想通貨取引所の口座 = 仮想通貨専用の口座
- MetaMask(メタマスク) = 仮想通貨専用のお財布
- Opensea(オープンシー)のアカウント = NFTの売買ができる専門店
- イーサリアム(ETH) = お金
この手順の中で、まだ準備ができていないものがあればこちらを確認してください。
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【初心者向け】NFTの始め方をわかりやすく解説【事前準備編】
ステップ5のイーサリアムの送金まで終わっている方は先に進んでください。
いよいよNFT購入です。
Opensea(オープンシー)を開き、MetaMask(メタマスク)を接続
まずはOpenseaを開きます。
画面右上にある「人型マーク」にカーソルを置き、「プロフィール」をクリック。
日本語にしたい場合はメニューの上から6段目の「言語」から「日本語」を選ぶと切り替わります。
切り替えても一部英語のままなので、不安な方は翻訳ツールがあると良いです。
「MetaMask」をクリックしましょう。
メタマスク作成時に設定したパスワードを入力し、「ロック解除」をクリック。
NFT のコレクションページを開く
メタマスクと接続が完了したら、トップページに移ります。
写真のように検索窓から検索することは可能ですが、人気のコレクションは偽物のコレクションページがヒットすることがあります。
なるべくなら検索窓は使わず、運営者の公式DiscordやTwitterのURLからアクセスするのがオススメ。
今回は人気のプロジェクトの一つである「わふくジェネ」というコレクションのNFTを買っていきます。
個人的に気になっていたプロジェクトで、解説を機に購入するね!
わふくジェネは「WAFUKU GEN」というように英語にすると若干読み方が異なるプロジェクト名もあります。
類似したプロジェクト名で、偽物が出てくる可能性もあるのでプロジェクト名はしっかり確認してください。
買いたい NFT をカートに入れる
コレクションページの中から自身の買いたいNFTを選んでいきます。
購入できるNFTは「価格」(英語では「Price」)と表記されているものが購入可能です。
今回は一番左のNFTアートを購入していきます。
画像の上にカーソルを乗せると、下に「Add to cart」(=カートに追加)と表示されるのでクリック。
ちなみに画像をクリックすると下図のように詳細ページが開きます。
詳細ページを確認してからでも買うことはできます。
価格やデザインを確認し、「カートに追加」をクリック。
購入する前に注意点を確認したい方は※こちらを確認してください。(同ページ購入時の注意点へ飛びます)
右上のカートマークを押すと、カート内に追加されたのが分かります。
この1枚でよければ「Complete purchase」をクリック。
複数購入する場合
追加で購入したい場合、コレクションページに戻り、買いたい画像にカーソルを合わせ「Add to cart」をクリック。
右下に「Add to cart」と表示され、右上のカートマークに2と表示されれば、追加成功です。
カート内を確認してみると、2つ入っているのがわかります。
最大30枚のNFTを購入可能。
また、別のコレクションも同じ方法で同時購入可能です。
追加したNFTをキャンセルしたい場合は「Remove from cart」(=カートから取り除く)をクリックすればキャンセルできます。
別ウォレットへ送信したい場合
現在接続中のウォレットに送信で問題ない方は飛ばしてください。
防犯用として自身の保管専用ウォレットや、友人にプレゼント用として送信したい時に利用する機能です。
カート内の中の「別のウォレットに送信」の右側の下矢印をクリック。
枠内にウォレットアドレスをコピー&ペーストで貼り付けましょう。手入力は間違えやすいので注意です。
アドレスをもう一度確認し、「Complete purchase」をクリックすればOKです。
ガス代(手数料)を払ってNFTを購入
いよいよ購入の段階です。
購入するにあたりガス代という手数料を追加で支払い購入します。
ガス代見積もりの右側に金額が表示されます。
ガス代は現在の取引の混み具合により変動します。そのまま画面を眺めていると数秒ごとに変動していくのがわかります。
内容を確認して、「確認」をクリック。
「Your purchase is complete」と表示されれば、購入完了です!
NFTを購入できたか確認
Openseaトップに戻り、画面右上の「プロフィール」をクリック。
プロフィール画面の「収集済み」の中に先ほど購入したNFTが表示されていれば購入できています。
画像をクリックし、詳細からも確認できます。
「所有者 you」となっていればOKです!
購入おめでとう!NFTライフを楽しもう!
オススメのNFTプロジェクト3選
ここからは個人的にお勧めなプロジェクトを3つご紹介します。
正直3つに抑えるのはかなりキツかったですが、選定根拠は「将来性」です。
今後NFT産業が盛り上がっていくにつれ、伸びていくであろうプロジェクトだと思いますので参考にしてみてください。
LLAC(Live Like A Cat)
「猫のように自由気ままに生きてみよう。」がコンセプトのプロジェクト。
有名インフルエンサーのしゅうへい氏とデザイナーのうむ子さんがプロデュースされています。
生きていくことが大変を感じることはないですか?
現代社会では誰かが作ったルールに従い、さまざまなことを我慢しながら生活している方が大半かと思います。
でも猫の世界ではルールなんてものは関係ありません。
それぞれが心地よい生き方や自分らしく生きることを「猫のように生きる」と謳っています。
この考え方に共感する方が多く、Discord内では7000人規模の方がコミュニティに参加しています。
2022.12.28に発売予定。
2022.12.28に予定通りローンチされました。
2023年1月現在、価格が4ETH(約70万円)を上下しているような状態で、買いたくてもなかなか手が出せない程人気のプロジェクトになっています。
猫のデザインには、デザイナーのねむ子さんの思想が埋め込まれており、ただの可愛いだけの猫ではありません。
所有するとたちまち禅の思想が所有者に埋め込まれ、これまでの生き方を必ずアップデートしてくれること間違いなし。
悟りを開ける日が来るかも!?
日本のトップを走るプロジェクト、資金に余裕のある方はいかがでしょうか?
▶︎ Discord(LLAC所有者のみ参加可能)
WAFUKU GENE(わふくジェネ)
今回の記事でも解説した音楽とアートを融合したNFTプロジェクト。
イラストレーターのWAFUKUさんと作編曲家のyokodoriさんがプロデュースされています。
デザインが可愛く、Discord内のコミュニティも活発。
季節ごとに保有している子の着物を着せ替えたり、別の子と入れ替えたりと保有後の楽しみ方を兼ね備えています。
最低価格(11/3現在)が0.055ETH(約1万円)と初心者が参入しやすい価格。
今後の動きにも注目のプロジェクトです。
CNP(CryptNinjaPartners)
大元のCryptNinjaのパートナーキャラが主役となるコレクションの一つ。
マーケターのイケハヤさんとファウンダーのRoadさん、デザイナーのRii2さんがプロデュースしています。
将来的にアニメ化やゲーム化が企画されており、NFTアートの分野を超えた活躍が期待されているプロジェクト。
さらにCNP保有者には優待が受けられる店舗があったり、ふるさと納税の返礼品に選ばれたりと話題にもなっています。
今最も勢いのあるプロジェクトと言えるでしょう。
もともとNFT自体の参入者を増やすために、初心者向けに安価で手に入れられることを配慮して作成されたコレクションです。
最近では大口投資家の参入や認知度の向上による取引量の増加で、2023年1月現在の最低価格が2.7ETH(約45万)。
正直、価格的に軽くお勧めできるプロジェクトではなくなってしまいましたが、話題性は抜群のプロジェクトです。
資金に余裕のある方は購入してはいかがでしょうか?
NFT を購入する際の注意点3つ
購入時の注意点をまとめました。
NFT産業自体、法整備がまだしっかりとされていないので、詐欺に遭っても誰も守ってくれないのが現状です。
購入するには以下の点に注意してください。
1.偽物の NFT を購入しないようにする
有名なプロジェクトのNFTアートほど、偽物が横行しているので注意してください。
日本のトッププロジェクトであるCNP(CryptNinjaPartners)は検索すると似たようなプロジェクトが当時複数出ていました。
この場合、公式マークで判別するしかありませんが、事前知識がないと、気づかないうちに偽物を買っていた、なんてことになりかねないので注意が必要です。
購入する際には公式マークの有無、出品者やプロジェクト名の確認をしてから購入するようにしましょう。
プロジェクトを見つけたらウォッチリストに登録しておいて、後からでもスムーズにアクセスできるようにしておくとなお良いですね。
対策
- 公式マークがあるか確認する
- 運営者のTwitterやプロジェクトのDiscord等からOpenseaにアクセスし、売買する
- 購入する前に出品者やプロジェクト名を確認する
2.盗品でないかを確認する
買いたいNFTが盗品かどうかを「アイテムアクティビティ」(取引履歴)から確認することができます。
詳細ページを下にスクロールすると画像のような画面になりますので、確認してみてください。(ちなみに上記の画像は問題ありません)
盗品かどうかの確認事項
- 転送(=英語だとTransfer)が繰り返されている
- !←履歴に警告マークがついている
- 警告文がでている
何十万もする高価なNFTや人気で売買が頻回なNFTには多い事例なので、今後も購入する機会があれば取引履歴は一度確認することをお勧めします。
盗品NFTは転売不可にされることもあるそう。
3.買い煽りに注意
NFTの売買に慣れてくると、さまざまなプロジェクトのNFTが欲しくなってくるかと思います。
TwitterやDiscord等を利用していると運営者から「WL(ホワイトリスト)を配ります」といったような情報を得るはずです。
ホワイトリストとは、優先購入権のこと。一般販売前に安く購入することができます。
※条件はプロジェクトによりいくつかあります。
ガス代(手数料)のみでNFTを得られるため、プロジェクトによっては売買で得られる利益が何百倍、何千倍にもなる可能性があります。
そこを運営者になりすました詐欺師が狙ってくるわけです。
Twitterできた通知を晒しておきます。
英語で書いてあるのでわかりづらいかと思いますが、内容としてはTwitterメンバーの方に限定300個のホワイトリストを配ります、といった感じでしょう。
今回のケースは運営者でもなんでもないので、プロフィール欄を見てもらえれば、明らかにおかしいのはわかるかと思います。
稀にプロフィール画像が運営者と同じケースもあり、それだけでも騙されてしまう確率は上がるので、フォロワー数を見ておくのは一つの判断基準です。
こんな感じで、TwitterやDiscordに「あなただけに」や「限定」といった文句を用いたDMや通知がきます。
URLをクリックして、メタマスクを接続したら所有しているNFT全て盗まれますのでご注意を。
そもそも運営者から直接DMが来ることはまずあり得ないので、飛びつきたくなる気持ちを抑えて、冷静になって判断しましょう。
対策
- 基本的に運営者からDMが来ることはあり得ないと意識しておく
- ホワイトリストの情報を得たら、運営者の動向を再度確認する
- メタマスクの保管用ウォレットを作り、売買予定のないNFTは移しておく
まとめ
NFTの購入方法を初心者向けに解説してきました。
購入の際にはお勧めのプロジェクトも参考に、気に入ったNFTを買ってみてください。
一度購入したら2つ目もきっと欲しくなりますよ。
そして、詐欺には十分注意してくださいね。
今後市場が伸びていくことが予想されるので、情報を追いつつ対策を講じながらNFTを楽しんでいきましょう。