【ソーシャルレンディング】OwnersBook（オーナーズブック）の口コミ・評価

こんなお悩みを解決します。

今回はOwnersBook（以下：オーナーズブック）の口コミや評判、投資先としてのメリットやデメリットを解説していきます。

オーナーズブックは2014年に誕生した国内初の不動産に特化したソーシャルレンディングサービスです。

不動産のプロに加えて、金融のプロが多数在籍しており、プロが厳選した案件を1万円から、安心して投資できます。

投資方法も貸付型とエクイティ型の2種類から選択可能です。

この記事を読むことでオーナーズブックの概要や評判、メリットやデメリットがわかり、投資対象として適切か判断できます。

これからオーナーズブックに投資したい方、投資先に悩まれている方はぜひ参考にしてくださいね。

アプリも忘れずにインストールしておきましょう。

オーナーズブックとは

運営会社	ロードスターインベストメンツ株式会社
親会社	ロードスターキャピタル株式会社（東証プライム上場）
設立	2019年8月30日
サービス開始日	2014年9月
実績 （2023年7月）	貸付型：273件 エクイティ型：2件
実績利回り	3.0%〜5.0%（貸付型）
最低投資金額	1万円
公式サイト	https://www.ownersbook.jp/
公式Twitter	https://twitter.com/ownersbook

オーナーズブックは不動産に特化したソーシャルレンディングサービスです。

ソーシャルレンディングとは、融資型クラウドファンディングとも言われ、仲介業者に資金を貸付け、仲介業者が選定した企業に資金を運用してもらい、収益を得る仕組みのこと。

東証プライムに上場しているロードスターキャピタル株式会社の100%子会社が運営しています。

オーナーズブックの運営を行うメンバーの多くは、投資銀行・投資ファンド・アセットマネジメント会社等で証券化をはじめとする、不動産金融業の最前線で活躍してきた不動産実務のプロフェッショナルたちです。

プロ目線で厳選された案件は、どれも募集開始数秒で満枠になってしまうほどの人気ぶりです。

2022年6月には累計投資額300億円を突破し、その後も成長を続けています。

1万円から投資できることから、投資初心者の方にもおすすめのサービスといえるでしょう。

オーナーズブックの口コミ・評判

ここではSNS上のオーナーズブックについての生の声や評判をあげていきます。

良い評判

悪い評判

さまざまな意見がありますが、自身の投資先の対象になるか参考にしてみてくださいね。

オーナーズブックのメリット4つ

1万円から投資できる

オーナーズブックは1口1万円から投資可能です。

また、管理や売買の手間がかかりません。

一般的な不動産投資と比べて、初心者でもお手軽に投資を始めることができます。

不動産のプロが案件を厳選している

オーナーズブックには、リーマンショックを経験した20年超の不動産業界経験者、不動産鑑定士等の不動産関連資格取得者が、多数在籍しています。

不動産鑑定士による精査、外部の専門家による査定によって担保不動産の市場価値を正確に把握しています。

全案件不動産担保付きで、元本割れのリスク軽減の取り組みも徹底しています。

リスクが把握しやすい

オーナーズブックは、案件ごとに緑色・黄色・赤色の3色でリスク度を表示します。

リスク度が表示される項目は以下のとおりです。

• ロケーション ▶︎ 物件の立地
• 稼働率 ▶︎ 入居率
• スポンサークレジット ▶︎ 融資先企業の情報

緑→黄→赤へ段々リスクが高くなっていきます。

視覚的にわかりやすい示し方をしているので、投資初心者も一目で判断しやすいです。

案件タイプが2タイプある

オーナーズブックでは、案件タイプが2つあり、それぞれ投資スタイルに応じた運用ができます。

特徴がそれぞれ違うので、自身にあう案件を見つけてみてください。

貸付型（ソーシャルレンディング）

クラウドファンディングで集めた資金を使い、お金を借りたい企業に対し、不動産等を担保として融資します。

融資に対する利息及び元本を、オーナーズブックから配当・出資金返還として受け取ります。

案件数が豊富であり、リスク低く安定した収益を得られる見込みがあります。

エクイティ型

エクイティ型は、クラウドファンディングで集めた資金を使い、特別目的会社（SPC）を通じて、不動産信託受益権や出資持分等を取得します。

物件の運用中の賃料収入や運用資産の売却による売却益をオーナーズブックから配当として受け取ります。

エクイティ型案件への投資可能額は、余裕金融資産の入力金額に応じて変動するのが特徴です。

余裕金融資産によっては、投資できない場合もあるので以下の図から確認しておきましょう。

もう一つの特徴として、不動産購入時よりも高い金額で売却できれば配当も多くなり、低くなれば元本割れする可能性もあります。

元本の返済義務がないタイプのため、貸付型よりもハイリスク・ハイリターンな運用方法といえるでしょう。

▶︎ エクイティ型応募の流れ

オーナーズブックのデメリット3つ

元本保証がない

オーナーズブックだけに限ったことではありませんが、元本保証がないことは認識しておきましょう。

投資先の企業の経営状態により、元本割れしてしまうリスクがあります。

したがって、元本割れを考慮し、自身の許容範囲内で投資をするようにしてください。

オーナーズブック側でもリスク対策は取られていますが、『少額投資』や『分散投資』をして、元本割れのリスクをあらかじめ回避するよう心がけましょう。

運用途中で解約できない

オーナーズブックは、途中解約はできません。

融資先の企業側からすると、運用期間中に資金を引き出されてしまうと、事業を継続できなくなる可能性があります。

そのため、運用中の解約や出金などはできません。

運用する際は、余裕資金で投資するようにしてくださいね。

案件に投資できないことがある

オーナーズブックは、先着方式の案件が多く、開始数秒で締め切りになってしまうことが多いです。

SNSでもマイナスイメージとして、投資をしたくてもできないことへの憤りを感じている投稿が多い印象でした。

裏を返せば、それだけ信頼されているサービスと捉えることができますが、参加できないとユーザーが離れていってしまうリスクもあります。

狙った案件の募集開始時間を狙いつつ、他の案件や他サービスを分散して応募すると効率が良くなるでしょう。

オーナーズブックの始め方

オーナーズブックで口座開設する際、マイナンバー以外に下記のいずれかの書類が必要になるので、あらかじめ準備しておくとスムーズに登録できます。

スマホ一つですぐ登録できるサイトが多いので、書類さえ準備できていれば、10分ほどで登録作業は完了します。

審査もあるので、実際に案件に応募できるのは数日後の可能性があります。

オーナーズブックに関するよくある質問

Q：最低投資金額はいくらですか？

A：最低投資金額は1万円です。

Q：入金後のキャンセルや運用開始後の中途解約はできますか？

A：解約できません。

ファンドへのお申し込み後は出資金の入金および運用開始のいかんに関わらず、キャンセルはできません。

Q：投出資金が返還されないときはどんなときですか？

A：案件タイプによりそれぞれ解説します。

貸付型案件：
借入人の信用状態が悪化し、担保不動産から元本を償還するのに十分な金銭を回収できなかった場合が考えられます。なお、経済状況の変化等が生じた場合には、状況に応じて貸付期間を延長する可能性があり、その場合は出資金の返還が延期されます。

エクイティ型：
最終的な投資対象となる不動産等の価値が毀損した場合が考えられます。なお、案件の状況により、運用期間を変更する場合があります。

Q：分配金の所得区分は何にあたりますか？

A：分配金は、原則として雑所得に該当します。

雑所得、総合課税の対象になり、確定申告を行うことで他の所得と合算して通常の所得税率により最終的な課税額が決まります。

Q：入出金時に手数料はかかりますか？

A：入出金時の手数料は投資家負担となります。

他行宛振込手数料無料枠の多い、住信SBIネット銀行がおすすめです。

払戻しの際の事務手数料は330円（税込）です。実際の払戻金額は、ご依頼頂いた金額から手数料を引いた金額が払戻されます。

まとめ：オーナーズブックで資産運用を始めよう！

今回はオーナーズブックについて解説してきました。

オーナーズブックは、不動産実務のプロが多く在籍しており、厳選された案件を1万円から投資できる優良サービスです。

リスク管理を徹底していることから、案件に寄せる信頼が厚く、人気のあまり応募自体できない場合も多くあります。

情報を追いつつ、気長に応募していくことをお勧めします。

また、投資には損失リスクはつきものです。

リスク管理が徹底されているとはいえ、100％元本が保証されているわけではありません。

自身でも少額投資や分散投資をすることでリスク管理をしつつ、許容範囲内でファンドに応募していきましょう。