広告 NFT web3 仮想通貨 用語集

【必読】初心者が学んでおくべき web3 用語集 まとめ

2022年11月21日

この記事でわかること

  • web3界隈で頻出する用語と詳細
  • 今後の社会の変化

仮想通貨やNFT、メタバースに参入したはいいけど、頻出する用語が難しくありませんか?

今回はweb3でよく見聞きする仮想通貨やNFT、メタバース関連の単語集を技術者が使うような専門すぎる用語はなるべく省き、端的に解説していきます。

初心者向けに記述していくので、ある程度知識のある方が見た時に、内容の不足や誤りがあるかと思いますがご容赦ください。

今後、辞書や早見表のようなイメージで作成していきたいので、新しい技術や用語が追加、変更されれば随時更新していきます。

日々、勉強!

もくじ
  1. あ行
    1. Axie Infinity/アクシー・インフィニティ
    2. Azuki/アズキ
    3. Avalanche(AVAX)/アバランチ
    4. Ethereum/イーサリアム
    5. Web3/ウェブスリー
    6. Wallet/ウォレット
    7. NFT (Non-Fungible Token) /非代替性トークン
    8. AMA(Ask Me Anything)/エーエムエー
    9. OpenSea/オープンシー
    10. ATH(All Time High)エーティーエイチ
    11. On-chain/オンチェーン
  2. か行
    1. GAFAM/ガーファム
    2. GAS Fee/ガス代
    3. Giveaway/ギブアウェイ
    4. GameFi/ゲーミファイ
    5. Crypto Whale/クジラ
    6. Crypto/クリプト
    7. CryptoNinja/クリプトニンジャ
    8. CryptoPunks/クリプトパンクス
  3. さ行
    1. Satoshi Nakamoto/サトシ・ナカモト
    2. Generative NFTs/ジェネラティブNFT
    3. Stablecoin/ステーブルコイン
    4. Staking/ステーキング
    5. STEPN/ステップン
    6. Smart contract/スマートコントラクト
    7. SushiSwap/スシスワップ
    8. Soulbound Token (SBT) /ソウルバウンド・トークン
    9. Solana/ソラナ
  4. た行
    1. CEX  (Centralized Exchange) /中央集権型取引所
    2. Tether (USDT)/テザー
    3. The Sandbox/ザ・サンドボックス
    4. Discord/ディスコード
    5. Decentraland/ディセントラランド
    6. DYOR(Do Your Own Research)/デューユアオウンリサーチ
    7. Dogecoin/ドージコイン
    8. Token/トークン
    9. Transaction/トランザクション
  5. な行
  6. は行
    1. Binance/バイナンス
    2. BNB/バイナンスコイン
    3. P2P/ピア・ツー・ピア
    4. Bitcoin/ビットコイン
    5. fripperフリッパー
    6. Blockchain/ブロックチェーン
    7. PFP/ピーエフピー
    8. フルオンチェーンNFT
    9. Proof of Work(PoW)/プルーフ・オブ・ワーク
    10. Proof of Stake(PoS)/プルーフ・オブ・ステーク
    11. Play-to-Earn (P2E) /(ゲームを)プレイして稼ぐ
    12. Brave/ブレイブ
    13. DApps  (Decentralized Applications) /分散型アプリケーション
    14. DeFi (Decentralized Finance) /ディファイ/分散型金融
    15. DAO(Decentralized Autonomous Organization)/ダオ/分散型自律組織
    16. DEX (Decentralized Exchange) /分散型取引所
    17. BAT/ベーシック・アテンション・トークン
    18. Bored Ape Yacht Club  (BAYC) /ボアード・エイプ・ヨット・クラブ
    19. Bot/ボット
    20. Polygon/ポリゴン
    21. Polkadot/ポルカドット
  7. ま行
    1. Magic Eden/マジック・エデン
    2. MetaMask/メタマスク
    3. メタバース
    4. Mint/ミント
    5. Move-to-Earn/ムーブトゥアーン/身体を動かして稼ぐ
  8. や行
    1. ユーティリティ
  9. ら行
    1. Rug Pull/ラグプル
    2. LiveLikeACat(通称:LLAC)/リブライクアキャット
    3. Lending/レンディング
  10. わ行
    1. Royalies/ロイヤリティ
    2. WAFUKU GENE/わふくジェネ
  11. まとめ

あ行

Axie Infinity/アクシー・インフィニティ

遊びながら稼げるPlaytoEarnのゲームの中の一つ。

アクシーというモンスターを育成、対戦させるゲームで、NFTゲームの中でも特に人気があり、利用者数が多い。

プレイによって暗号資産「SLP(=Smooth Love Potion)」を入手することができ、東南アジアの方ではゲームをプレイすることで生計を立てている人もいる程。

スカラーシップという制度を利用し、アクシーをレンタル、不労所得を得ることもできる。

▶︎Axie Infinity公式サイト

Azuki/アズキ

アニメスタイルのNFTコレクション。主にTwitterアイコンでの使用を想定している。

その名前から想像が付く通り、日本的なモチーフが特徴。

2021年12月よりプロジェクトが始動し、メンバーは運営メンバーは10人いて世界各地に分散している。

高額な金額がついているCrypt PunksやBAYCと同じように、過去Openseaの総取引量ランキングで8位に。(2022年11月6日現在、世界ランク32位)

TheGardenというNFT購入者限定のコミュニティを運営。

▶︎Azuki公式サイト

Avalanche(AVAX)/アバランチ

スマートコントラクト機能を備えた分散型ブロックチェーンプラットフォーム。

取引完了までの速さを謳っており、分散型アプリケーション開発基盤として現在主流であるイーサリアムを超える処理速度を誇る。

次代の開発基盤として期待されており、イーサリアムキラーとしても注目されている。

国内取引所では、DMM Bitcoinで売買可能。

▶︎AVALANCHE公式サイト

Ethereum/イーサリアム

スマートコントラクトというブロックチェーン上で契約を自動執行できる仕組みと、契約内容の改ざんを防ぐブロックチェーン技術を備えたプラットフォームのこと。

プラットフォーム内で利用できる独自の暗号資産をイーサ(ETH)と呼び、ビットコインに次ぐ時価総額2位となっている。(2022年11月7日現在)

国内、国外どこの取引所でも売買することができる。

※日本では、プラットフォームを意味するイーサリアムと通貨を意味するイーサをどちらも「イーサリアム」とする表現が普及しているので、どちらを使っても間違いではありません。

▶︎ Ethereum公式サイト

▶︎ イーサリアムの特徴と将来性を見る

参考
イーサリアム
【最新版】イーサリアムの特徴と将来性を解説

Web3ウェブスリー

ブロックチェーン技術によって実現される次世代の分散型ネットワーク。

非中央集権型といわれ、管理者を必要としない個人間でデジタルデータの所有権や取引を管理できる。

web2からweb3に変わっていくにつれ、今まで利用していたサービスが上図のように変わることが予測される。

Wallet/ウォレット

暗号資産、NFTを保管するお財布のようなもの。

秘密鍵と公開鍵を使った暗号システムにより資産のデータを守る。

オンラインで用いるホットウォレットと、ネット環境から切り離されたコールドウォレットがある。

特に利用者が多いのがMetaMask(メタマスク)ウォレットである。

▶︎MetaMask公式サイト

参考
メタマスクのウォレットを作成する方法
【初心者向け】MetaMask(メタマスク) のウォレットを作成する方法

NFT (Non-Fungible Token) /非代替性トークン

代替不可能なトークン(=暗号資産のこと)を意味し、唯一無二であると証明されたデジタルデータ。

ブロックチェーン技術によって固有の資産価値がつき、新たなビジネスにもつながっている。

例として、アートやゲーム、音楽、証明書等に用いられ、最先端のテクノロジーとして注目を集めている。

AMA(Ask Me Anything)/エーエムエー

「何でもきいてください」を意味する。

NFTプロジェクトの運営者が、Twitterスペースなどの音声ツールで、質問会をする際に使用されることが多い。

NFTの価値はこのAMA会を運営者が定期的に開催されているかで左右されることも。

OpenSea/オープンシー

世界最大規模の取引量を記録しているNFTマーケットプレイス(この記事ではNFT専門店と呼んでいる)

誰でもNFTの売買や作成、出品ができる。

ジャンルが幅広く、アートやファッション、ゲーム、トレーディングカード、メタバース内の不動産などを扱っている。

▶︎Opensea公式サイト

参考
【NFT取引への第一歩】Opensea (オープンシー) の概要と登録方法5ステップ

ATH(All Time High)エーティーエイチ

過去最高値を意味する。

NFTコレクションの取引額が過去最高値を記録した際に使用される。

On-chain/オンチェーン

ブロックチェーン技術における一つの概念。

ブロックチェーン上に直接記録された取引のことを指す。

メリットとしては取引の履歴が公に公開されるため、改ざんが困難であり、データの透明性が技術によって担保されている。

例として、ビットコインをAアドレスからBアドレスに送金する場合、この取引は取引所などを経由しておらず、ブロックチェーン上で完結しているため、オンチェーンの取引となる。

か行

GAFAM/ガーファム

Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoftの5社の頭文字を取った単語。

現代のIT社会において大きな影響力を持っており、多くの国で社会インフラになっている。

近年は影響力の大きさから市場が独占されてしまい、同業種への新規参入の妨げになるとして問題視されていることも。

しかし、Web3が登場したことでGAFAMの中央集権型な情報管理から、ユーザー同士が情報管理する分散型へ変化していきつつある。

ちなみに「GAFAM」というのは日本特有の呼び名であり、アメリカでは「Big Tech」や「Big Five」と呼ぶのが一般的。

GAS Fee/ガス代

売買、送金等の取引で発生する手数料のこと。

OpenSeaでNFT取り引きの契約が実行されるたびに手数料が発生。

取引量が増えると混雑し、一時的に高騰する。

Giveaway/ギブアウェイ

NFTを無料でプレゼントすることを意味する。

新しくNFTが出品される時期に、Twitter上で自身の認知度を上げるためによく利用されている。

認知度が上がる根拠として、Giveawayする条件がアカウントのフォローとリツイートが必須のため。

NFTクリエイターのみならず、手に入れた方全員が所有者なので、Giveawayできる権利がある。

GameFi/ゲーミファイ

Game(ゲーム)とFinance(金融)を繋げた言葉で、ゲームプロジェクトのカテゴリ全般を指す。

「Play-to-Earn」「NFTゲーム」「ブロックチェーンゲーム」と呼ばれることも。

一般的なゲームとの違いは、プレイの報酬として仮想通貨を稼ぐことができること。

東南アジアのある国では、GameFiで稼いだ資金で生計を立てているところもあるとか。

Crypto Whale/クジラ

暗号資産を大量に保有する個人や機関投資家などの大口投資家のこと。

Crypto/クリプト

暗号通貨、仮想通貨のこと。

正式名称は「Cryptocurrency(クリプトカレンシー)」。

CryptoNinja/クリプトニンジャ

CryptNinja

日本を代表する忍者をモチーフとしたNFTコレクション。

マーケターのイケハヤ氏、ファウンダーのRoad氏、デザイナーのRii2氏の3人によって発足。

NinjaDAOのコミュニティメンバーは約5万人ほど在籍しており、さまざまなチャンネルで日々議論や雑談が行われている。

NFTアートのみならず、アニメやゲームにも注力しているプロジェクトで、今後の活動から目が離せない。

派生プロジェクトとしてパンダ、タカ、ヘビ、お化けをモチーフにしたCNP(CryptoNinjaPartners)、CNPJ(CryptNinjaPartnerJobs)、CNPR(CryptNinjaPartnerRookies)を展開。

▶︎CryptNinja公式サイト

▶︎派生プロジェクトCNPの詳細を見てみる

参考
【NFTならこれ!】CNPってなに?魅力・購入方法を解説

CryptoPunks/クリプトパンクス

ピクセルアートで制作された最初の有名なNFTプロジェクト。

2017年6月にカナダ出身のふたりのソフトウェアエンジニアにより作られた。

2017年当初は無料で配布された当NFTは2020年末から盛り上がりを見せ、億単位で売買されるまでに発展。

宇宙人のパンクは約8億円で落札、歴史あるオークションハウスである9枚のパンクスが約18.5億円で落札。

▶︎CryptPunks公式サイト

さ行

Satoshi Nakamoto/サトシ・ナカモト

ビットコインの創始者。現在も正体不明。

2008年にインターネット上で「Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System」という論文を公開。

その内容を基に技術者たちが実現化を図り、2009年にビットコインが誕生した。

サトシ・ナカモトは政府の経済の介入や公正でない社会に不満を抱いていて、社会のインフラを変えたいという想いからビットコインや暗号資産の基盤となるブロックチェーンを生み出したと言われている。

Generative NFTs/ジェネラティブNFT

プログラムやアプリによって自動で生成されたNFTアートのこと。

一つのデザインを基に数パターン自動生成され、ナンバーが振られることで、世界に一つだけのデザインができあがります。

こうすることで数万点の生成を可能にしています。

代表例が、CryptPunksやBored Ape Yacht Club、CryptNinjaPartners。

Stablecoin/ステーブルコイン

価格が安定するように米ドルや日本円などの法定通貨を担保にしており、価格に連動するように設計された暗号資産を指す。

代表例が、Tether (USDT)、Binance USD (BUSD)、True USD(TUSD)、Paxos Standard(PAX)、USD Coin(USDC)、JPY Coin(JPYC)

Staking/ステーキング

特定の暗号資産を保有しているだけで報酬を得られる仕組み。

ステーキングサービスを取り入れている国内取引所はいくつかあり、初心者でも簡単に利用できる。

以下の取引所で利用可能。

取引所ステーキング銘柄 報酬年率
GMOコイン・テゾス(XTZ)
・シンボル(XYM)
・カルダノ(ADA)
・クアンタム(QTUM)
・ポルカドット(DOT)
・コスモス(ATOM)
テゾス(XTZ):2.1%〜4.3%
シンボル(XYM):3.2%〜4.5%
カルダノ(ADA):2.5%〜3.5%
クアンタム(QTUM):1.3%〜4.2%
ポルカドット(DOT):4.4%〜5.3%
コスモス(ATOM):6.5%〜7.2%
BITPOINT・エイダコイン(ADA)エイダコイン(ADA):3.5%〜5.3%
※2023年5月現在

▶︎ GMOコインでステーキングしてみる

参考
GMOコインでステーキングの始め方とやり方を解説
【保有するだけでOK】GMOコインでステーキングの始め方とやり方を解説

STEPN/ステップン

Move-to-Earnという新しいジャンルで、NFTのスニーカーを購入し、歩いたり、走ったりすることで専用のトークンを稼ぐことができるゲーム。

国内のユーザー数が多いことで知られる。

▶︎STEPN公式サイト

Smart contract/スマートコントラクト

あらかじめ設定されたルールに従って、ブロックチェーン上の取引や外部情報をきっかけに契約を自動的に実行するプログラム。

第三者を介する必要がなく、ブロックチェーン上で行われるため、高いセキュリティが担保される。

主な活用例としてDAO(自律分散型組織)が挙げられる。

SushiSwap/スシスワップ

DEX(分散型取引所)のこと。

独自トークンである「SUSHI」を発行しており、資産を預けることで報酬を得られる。

ステーキングや貸し出しサービスを提供しており、高い金利を得られることで有名。

700以上の通貨ペアを取り扱っている。

Soulbound Token (SBT) /ソウルバウンド・トークン

譲渡不可能なNFT。

Soulboundは“魂に縛られた”の意味。

もともとはゲーム用語で「アイテムがプレイヤーのアカウントにひも付けされた状態」を表す。

受け取った本人以外は利用できず、市場価値はない。

また、一度発行されると本人以外のウォレットに移動することもできない。

Solana/ソラナ

2020年に誕生した通貨。

トランザクション(取引)の処理が非常に早いことが特徴。

イーサリアムと比べて、ガス代(手数料)を抑えられることがメリット。

さまざまな企業やプロジェクトとも提携しており、今後注目されている。

た行

CEX  (Centralized Exchange) /中央集権型取引所

法人をはじめとする中央組織が管理・運営を行っており、有名どころではCoincheck(コインチェック)やbitFlyer(ビットフライヤー)などが該当する。

株式やFXなどの証券取引所の構造に近く、取引所がウォレットと秘密鍵を作成・管理する。

Tether (USDT)/テザー

ドルと連動した価格変動しにくく、価値が安定している仮想通貨のこと。

ステーブルコインの一つ。

保有するには国内取引所でBTC(ビットコイン)を入手し、海外取引所で取引することで保有できる。

The Sandbox/ザ・サンドボックス

メタバース内(仮想空間)で遊ぶユーザー主導のゲーム。

メタバースでLAND(土地)を購入、レンタルすることでオリジナルのゲームやアイテム、キャラクター、サービスを作成することができる。

ゲーム内通貨は「SAND」。

▶︎The Sandbox公式サイト

Discord/ディスコード

世界で2億5,000万人以上が利用する大人気のボイスチャット、テキストチャットが可能なコミュニケーションツール。

元はゲーマーのコミュニケーションツールとして利用されていた。

現在では利用用途は多様化し、DAOの運営やビジネス向けのコミュニケーションツールとして利用される。

Discord - 話そう、チャットしよう、集まろう

Discord - 話そう、チャットしよう、集まろう

Discord, Inc.無料posted withアプリーチ

Decentraland/ディセントラランド

メタバース空間のこと。

2017年のICO(資金調達)時にわずか数十秒で日本円で約26億円もの資金を調達したことで話題に。

独自トークンのMANAを入手することで、アバターや装飾品、あるいは土地(LAND)を購入できる。

▶︎Decentraland公式サイト

DYOR(Do Your Own Research)/デューユアオウンリサーチ

「自分で調べましょう」という意味。

特にクリプト界隈では不確かな情報が数多くあるため使用される。

全ての情報を信用せず、自ら検証し、正しい答えを見つけ出す必要がある。

Dogecoin/ドージコイン

当時人気のあったインターネットミーム(冗談)をモチーフに、ジョークとして開発された暗号資産。

「Dog」のスペルを意図的に間違えた「Doge」が使われている。

イーロン・マスク氏の動向で価格が変動しやすい。

▶︎Dogecoin公式サイト

Token/トークン

トークンという言葉自体はさまざまな用途で使われるため、明確な定義がない。

「暗号資産」や「仮想通貨」と同義ともいえるが、主な違いは独自のブロックチェーン上で発行されるのが暗号資産(仮想通貨)に対して、既存のブロックチェーン上で発行されるのがトークンとなる。

主に企業が資金調達方法として活用する。

使用例:DeFiトークン、ガバナンストークン、非代替性トークン(NFT)、セキュリティトークン等

Transaction/トランザクション

暗号資産(仮想通貨)の取引記録のこと。

取引の際、支払元から支払先にどの程度の資産が移動したのか、一連の履歴が承認を経てブロックチェーンに記録される。

トランザクションがブロックチェーンの各ブロックに記入されることで送金などの暗号資産(仮想通貨)の機能を成り立たせている。

な行

※現状なし

は行

Binance/バイナンス

2017年に香港で開設された、世界最大級の仮想通貨取引所。

ユーザー数、取引数が多く、手数料の安さとアルトコインの取り扱い数の多さが強み。

独自通貨のバイナンスコイン(BNB)を発行している。

バイナンスコインを保有しているユーザーは手数料の割引になるなどのメリットがある。

取引通貨取引手数料入金手数料出金手数料
350種類以上0.1%無料0ドル〜
※2023年5月現在

▶︎Binance公式サイト

BNB/バイナンスコイン

世界最大級の海外取引所のBinance(バイナンス)の独自通貨のこと。

BNBを入手することで、取引手数料の節約、商品やサービスの支払い、Binance Smart Chainでの取引手数料の決済、限定トークンセールへの参加などが可能。

P2P/ピア・ツー・ピア

P2P

Peer to peerの略。Peerは対等者を意味する。

不特定多数の端末(スマホなど)が役割の違いや上下関係がなく、端末同士で直接やりとりする通信技術のこと。

暗号資産がこの技術を採用している。

従来の電子マネーでは発行体となる企業(サーバ)に、利用者(クライアント)がスマートフォンなどの端末でリクエストを送ることで、企業(サーバ)が電子マネーの送金や受け取り、決済といった帳簿の付け替え作業を行う。

暗号資産取引では、この帳簿の付け替え作業を行うサーバはなく、P2P取引により販売者、購入者間で直接売買できる。

ちなみに、P2Pは暗号資産に限定された用語ではなく、ユーザーの端末同士が直接データのやり取りをするLINEやSkypeといったコミュニケーションアプリが典型的な実用例といえる。

Bitcoin/ビットコイン

2008年にサトシ・ナカモトを名乗る個人(もしくは集団)が匿名で論文が発表し、2009年にリリースされた世界で初めての暗号資産(仮想通貨)。

ブロックチェーンという技術でトランザクション(取引)が管理される。

▶︎ Bitcoin公式サイト

▶︎ Bitcoinの詳細を確認する

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ビットコイン
【最新版】ビットコインの特徴と将来性を解説

fripperフリッパー

WL(ホワイトリスト)目的だけの人を指す。

短期売買で利ざやを稼ぐ転売ヤーのような人たちのこと。

ペーパーハンド(ペパハン)とも言われる。

個人的な儲けのためだけにWLを利用するので、需要と供給のバランスを崩してしまい、フロアプライス(最低価格)の下落に繋がる。

本来のDAOの仕組みや思想と相反する行為をするため、運営者としてはなるべく避けたい存在といえる。

Blockchain/ブロックチェーン

データをブロックと呼ばれる単位で管理し、そのブロックを鎖のように繋げて保管するためブロックチェーンと呼ばれている。

「スマートコントラクト」「コンセンサスアルゴリズム」「偽造防止/暗号化」「ピアツーピア(P2P)ネットワーク」といった要素によって構成される技術であり概念。

特徴としては、不正ができない、取引の記録を消すことができない、システムダウンが起きない、自律分散システムが挙げられる。

PFP/ピーエフピー

Pro File Pictureの略。

SNSのプロフィール画像に使うことを意味する。

フルオンチェーンNFT

NFTを構成する全てのデータをブロックチェーン上のみで管理がされている状態。

実は全てのNFTがブロックチェーン上にデータがあるわけではなく、ブロックチェーンに記録されているデータは画像やURL等の作品のごく一部のものが多い。

クリエイターとしては、自身の作品が複製、改変、打ち消されることなく未来永劫残ってほしい。

NFTが登場したことで、その想いが実現できるようになったが、現状の多くのNFT作品がフルオンチェーンではなく、永続性の観点では完全な解決策とは言えないのが実情。

フルオンチェーンにするには高額な手数料や高度な技術を要したりと、制限があるため。

ただ、永続性の観点から、今後は利用が確実に拡大していくと期待されている技術であるといえる。

主な代表例:CryptPunks、CNP

動画でもっと詳しく知りたい方は下記からどうぞ。

▶︎フルオンチェーンNFTとは何か ※パジちゃんねるさんのyouTubeへ飛びます。

Proof of Work(PoW)/プルーフ・オブ・ワーク

ビットコインやそのほかの暗号資産(仮想通貨)の取引や送金データをブロックチェーンに正しく記録できる仕組み。

ブロックチェーンに正しく記録されるには計算が必要であり、取引や送金等の取引が発生した際には、マイナー(作業する人)が、マイニングと呼ばれる計算やデータの承認作業を行い、合意を得ることでブロックチェーンに記録できる。

Proof of Stake(PoS)/プルーフ・オブ・ステーク

プルーフ・オブ・ワーク(PoW)の課題解決のためにつくられた分散合意アルゴリズム(=手順や計算方法のこと)のひとつ。

PoWの問題点として、環境に負荷をかけるほどの大量の電力消費量とマイナー(計算、データの承認作業をする人)の固定化の回避が挙げられる。

後者の「マイナーの固定化」により「51%攻撃」という問題が起きる可能性がある。

「51%攻撃」とは悪意をもったマイナーが全体の過半数の計算能力を手に入れてしまうと、ブロックチェーンの一部をコントロールできてしまうこと。

本来の非中央集権化の概念から逸脱してしまうことと、不正データの承認が可能になってしまうためマイナーの固定化は回避すべきであるといえる。

Play-to-Earn (P2E) /(ゲームを)プレイして稼ぐ

ゲームをプレイし、利用した報酬として暗号資産(仮想通貨)やNFTを得られ、それを売買することで収益を得ることができる。

ゲームの種類としては、アドベンチャーやカードゲーム、シミュレーションなどがあり、今後さまざまなゲームが追加されていくことが予想される。

初期費用が無料なものから何十万とするものもある。

代表例がこちら。

▶︎CryptoSpells(クリプトスペルズ)

▶︎The Sandbox(サンドボックス)

▶︎Axie Infinity(アクシーインフィニティ)

▶︎PolkaFantasy(ポルカファンタジー)

▶︎TownStar(タウンスター)

Braveブレイブ

web3時代の新しいブラウザ。

他のブラウザと違う大きな特徴はYouTubeなどの広告を完全にブロックしてくれる。

また、web3ならではのトークン(仮想通貨)が無料で稼ぐことができる。

そのほかの特徴はこちらをご覧ください。

  • 不要な広告をブロックできる
  • 充電が長持ちする
  • ページの高速表示
  • GoogleChromeの拡張機能が利用できる
  • 利用するだけで仮想通貨が稼げる

▶︎ Braveの詳細を確認する

あわせて読みたい
Braveとは?初期設定と使い方を解説
【新時代ブラウザ】稼げるブラウザBrave(ブレイブ)とは?初期設定から使い方までを解説

DApps  (Decentralized Applications) /分散型アプリケーション

ブロックチェーン技術を活用し、ユーザーデータが大手企業等に渡らないようにする特徴をもつ非中央集権型のアプリ。

複数のノード(連鎖上で結ばれる点のこと)で分散管理され、スマートコントラクトが使われている。

DeFi (Decentralized Finance) /ディファイ/分散型金融

銀行や政府などの中央機関を介さない、ブロックチェーン上で暗号資産(仮想通貨)の金融取引ができる仕組みのこと。

多くがイーサリアムブロックチェーン上でスマートコントラクト技術を活用している。

メリット

  • 手数料が安く、高い金利が発生しやすい。
  • 口座開設が不要で、手続きや審査がない
  • 金融機関の仲介が不要

デメリット

  • 価格変動リスクがある。
  • ガス代(手数料)の高騰で手数料の負担が増える
  • 詐欺被害のリスクがある

DeFiで有名な分散型取引所はこちら。

▶︎PancakeSwap公式サイト(日本語対応)

DAO(Decentralized Autonomous Organization)/ダオ/分散型自律組織

特定の管理者や所有者をもたず参加者によって自律的に運営される組織形態。

誰でも参加することができ、プロジェクト等の意思決定に関わるには、DAOで使用される暗号資産(仮想通貨)を保有する必要がある。

NFTやメタバース(仮想現実)、DeFi市場で活用されることが多く、誰でもDAOを作れる参入障壁の低さから今後も増えていくことが予想される。

DEX (Decentralized Exchange) /分散型取引所

企業や組織を介すことなく、トレーダー間で暗号資産やトークンの交換を実施できる取引所のこと。

ウォレットあれば、本人確認不要で取引できる。

メリット

  • 交換所の倒産や取引所のハッキングリスクがない。
  • メンテナンス等で利用できない期間がない。

デメリット

  • 資産は自己管理。
  • ユーザーサポートがない。
  • 詐取引相手が少なく、流動性が低いため、そもそも取引がしづらい

BATベーシック・アテンション・トークン

Braveブラウザ上で利用できる仮想通貨。

Braveブラウザで広告を見ることで無料で稼ぐことができる。

他にも、日本円に換金や投げ銭、ギフトカードと交換もできる。

▶︎BATの詳細を確認する

参考
BAT
【最新版】仮想通貨BATの特徴と将来性を解説

Bored Ape Yacht Club  (BAYC) /ボアード・エイプ・ヨット・クラブ

猿をモチーフにしたNFTアートコレクションプロジェクト。

パーツがランダムに組み合わさるジェネラティブコレクションNFTである。

現在、最低価格でも103ETH(約1400万円)と最も人気のあるコレクションのひとつ。(2022年11月現在)

▶︎Bored Ape Yacht Club公式サイト

Bot/ボット

ロボット(ROBOT)から生まれた言葉で、一定のタスクや処理を自動化するためのプログラムのこと。

人がやると時間がかかる単純な作業をコンピュータが代わりに自動で行ってくれる。

例えば、NFTの取引を行ったり、Discord内の案内や簡単な受け答えをしたりとさまざまな用途で活用されている。

Polygon/ポリゴン

イーサリアムのトランザクション(取引)速度の向上やコスト削減を目的として開発された。

独自トークンである「MATIC」を発行し、プルーフオブステーク(PoS)を採用することで成り立つ。

NFTを売買できるOpenseaではイーサリアムチェーン、ポリゴンチェーン両方での利用が可能。

Polkadot/ポルカドット

異なるブロックチェーン同士を接続するプロコトル(規格)。

これまで関連がなかったネットワーク間の価値やデータの送信を可能にする。

高速で拡張性が高い設計になっている。

独自トークンはDOT。

▶︎Polkadot公式サイト

ポルカドットが売買できる取引所こちら。

\ 簡単10分!各種手数料無料 /

GMOコインの口座開設をする

▶︎ 口座開設方法を見てみる

ま行

Magic Eden/マジック・エデン

Solana(ブロックチェーンプラットフォーム)を基盤とするNFTマーケットプレイス。(NFTの専門店)

イーサリアムと比較して、処理能力が高く、ガス代が低いことが特徴。

Solanaの領域において圧倒的なシェアを誇っており、一時は世界最大級のNFTマーケットプレイスであるOpenseaの1日の取引量を上回るなどの注目を集めた。

▶︎ MagicEden公式サイト

MetaMask/メタマスク

暗号資産専用のウォレット(財布)のこと。

イーサリアムを基盤に発行された通貨やNFTを一括で補完・管理できる最も有名なウォレット。

NFT専門店であるOpenseaに接続してNFTの売買ができる他、さまざまなブロックチェーンゲームとも連携が可能。

複数のウォレットを作成することができる。

▶︎ MetaMask公式サイト

参考
メタマスクのウォレットを作成する方法
【初心者向け】MetaMask(メタマスク) のウォレットを作成する方法

メタバース

インターネット上に構築する3次元の仮想空間のこと。

「Meta(超越)」と「Universe(世界)」を組み合わせた単語である

アバターと呼ばれる自分の分身を介し、現実世界に近い状態で活動ができると注目を浴びている。

主にゲームやビジネスの分野で活用されつつある。

Mint/ミント

NFT界隈ではNFTを新しく生成、発行することを指す。

Move-to-Earn/ムーブトゥアーン/身体を動かして稼ぐ

走ることや歩くことなどを通じて、お金を稼げる仕組み。

スマホのGPS機能を利用し、歩数に応じてトークンや暗号通貨を獲得できる。

代表的なサービスとしてSTEPNやAglet、Sweatcoinなどがある。

▶︎ BitWalk

▶︎ STEPN公式サイト

▶︎ Aglet公式Twitter

▶︎ Sweatcoin公式サイト

や行

ユーティリティ

「役に立つもの」「有用性」「効用」などの意味。

使用例:特定のNFTを持っていることで、プロジェクトのコラボ企画NFTのWL(ホワイトリスト)をもらえたり、お店で割引をしてもらえたりといったユーティリティがある。

ら行

Rug Pull/ラグプル

プロジェクトの運営者がトークンを購入した投資家の資金をもち逃げすること。

おおもとは「人が乗っているじゅうたん(Rug)を引っ張る(Pull)」であり、突然に支援を撤回することを意味する。

日本のNFT界隈ではあまり見受けられないが、運営者の動向はしっかりとチェックしておいた方が良い。

特にDEX(分散型取引所)では監査なしでトークンを上場できることから、ラグプルの発生が多い。

LiveLikeACat(通称:LLAC)/リブライクアキャット

LiveLikeACat

「猫のように生きる」がコンセプトのNFTプロジェクト。

ファウンダーはしゅうへい氏、デザイナーはうむ子氏、マーケターのイケハヤ氏がプロデュースしている。

2022年12月28日リリース済み。

またたび屋というLLACのステッカーやタンブラー等のグッズも販売中。

大人気にて売り切れ続出。

▶︎ LLAC公式サイト

▶︎ またたび屋

Lending/レンディング

暗号資産を貸し出して利回りを得る仕組みのこと。

3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月が主な運用期間で、基本的にはその期間引き出せなくなる。

暗号資産の世界では利率が高く、年率8%で貸し出せるところもある。

高利回りから貸し出したい方が多く、申請はするがいつまでたっても貸し出せないということもあり。

わ行

Royalies/ロイヤリティ

NFT作品が二次販売された際、作成者に報酬が支払われること。

転売される度に報酬が入る。

仕組みとしては本の印税と似ている。

WAFUKU GENE/わふくジェネ

わふくジェネ

イラストレーターのWAFUKU氏、音楽家のyokodori氏がプロデュースしているプロジェクト。

音楽付きのNFTで、四季で着せ替えができるイベントがある。

価格も安く初心者に優しい。

▶︎ WAFUKU GEN公式サイト

まとめ

web3が提唱され、時代は大きく変わりつつあります。

テクノロジーが進むことで我々の生活もガラリと変わるかもしれませんね。

とはいえ、浸透するまでに時間はかかりますので、焦らずゆっくり学んでいきましょう。

初心者向けに作成していますが、内容の不足や誤り、表現がわかりにくい等のご意見がありましたらお気軽にコメントください。

この記事は、随時更新型になっています。

流れの早い界隈なので、お互いに勉強していこうね!

kengkeng
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kengkeng(けんけん)

投資家ブロガー。
仮想通貨2年、NFT2年、不動産2年、国内・米国株式5年など、投資歴5年以上の運用実績をブログで発信。
初心者の方に向け、わかりやすく、親しみやすい記事を書いていきます。
本業の傍ら、副業を通じて時間と場所に縛られない働き方を目指し、奮闘中。
群馬住みの34歳。一児の父。

-NFT, web3, 仮想通貨, 用語集